☆第2分冊 真面目とは限らない私を知りたい方のために

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自己紹介(これを講演会での講師紹介に使わないでください)

 わたくし,姓はカド,名はシンイチロウ。生まれも育ちも広島市南区の向洋(むかいなだ)です。広島は酒のうまいところで,「西の灘」と呼ばれるほどです。洋と灘をかけて,私が高校時代に使っていた筆名は「洋の生一本」(なだのきいっぽん)でした。今でも時々使っています。
 と書いたからといって,早とちりしないでください。私は日本酒が特に好きというわけではありません。地酒に特に興味があるわけでもありません。1994年(酒税法改正による地ビール解禁の年)以降はビールが好みです。と言っても日本の大手のビール会社のラガー(下面発酵)は,飲み会などで,それしかないという場合以外は飲みたくはありません。好きなビールは上面発酵のエールです。エールには毎晩エールを送っています。だからエールに力を入れているクラフトビール(地ビール)が好みなのです。特に好きなのは,当初は富士桜高原のヴァイツェン,伊勢角屋のペールエールなどでした。でも,今では現地に行かなくても飲める場所や購入できる酒屋やコンビニがいたるところにあるので,ありがたいことにいろんなビールを楽しむことができます。  2018年末で、アサヒビールがバス・ペールエールの輸入販売をやめたので、日本では飲めなくなってしまいました。バス・ペールエールは昔から大好きなエールで、イギリスのバートン・オン・トレントにある醸造所にはこれまでに2回訪れました。
 ところで,余生の目標が一つできました。この本を手に入れ,書名に応えることにしました。200を達成したので、次の目標は300です。
1001 BEERS YOU MUST TRY BEFORE YOU DIE 1001 BEERS YOU MUST TRY BEFORE YOU DIE updated

 私は,高校卒業と同時に広島を離れましたので,今では広島弁の微妙な韻律を思い出すことができません。ところが,高校の後輩が広島弁コンバータを作ったことを同窓会報で知りました。その名もなんと『ソーシャル達川くん』。ほじゃけどのお,カープファンじゃなけりゃあ,『達川くん』いうても何のことか分からんじゃろうのう。これを使やあ,広島弁でも執筆活動ができるんじゃあ!

 2017年9月30日まで,京都で児童精神科医として,児童精神科医療と児童福祉と教育の出会う領域で仕事をしてきました。そして翌日の10月1日に、西陣麦酒というクラフトビールの醸造販売が始まり、私はその広報係になりました。

 年齢は,1つまた1つと馬齢を重ねて,遂に75歳!後期高齢者になりました。体力と記憶力の低下には拍車がかかる一方で,とてもつらいです。

 子どもは3人います(うち2人は不登校経験者です)。昔々は可愛かった(自宅に庭がなかった頃は,京都府立植物園が我が家の庭でした)。趣味は、かつて,ある本の自己紹介欄に「趣味は韜晦」と書いたら,発音と意味についての問い合わせ電話が殺到しましたので,韜晦趣味(とうかいしゅみ)はやめて本当のことを書きますと,マイナーな映画の鑑賞,クラフト・ビール探訪の旅,さらには本場のエール探訪の旅,下手の横好きとしか言えない翻訳といったことになりそうです。性格は,天の邪鬼。
 特技は,真顔で冗談や駄洒落を連発すること(我が家ではお寒い親父ギャグだと不評。しかし,しょうがない。還暦を迎えてギャグは寒冷期に突入したから)。さらに,「男はつらいよ」を,渥美清の声帯模写で歌うことや,櫓を漕ぐことも特技と言ってよいでしょう。近江八幡の水郷めぐりで,約40年ぶりに和船を漕がせてもらい(動画),腕は健在なことを証明しました。定年退職後に雇ってもよいとまで船頭さんに言われました。
 賞罰あり。賞は、中学と高校で皆勤賞を取りました。皆勤賞が欲しくて,片道1時間もかかる中高に通い続けました。罰はスピード違反で3度ネズミ捕りに引っかかって罰金取られました。
 苦手とするのは運動(物理的なものから政治的なものまで)と作文(読書感想文から学術論文まで)です。得意なスポーツ?は,槍投げ,ではなくて,投げやり。 (2024Mar)



★マット・ローレンスの『ビールで哲学』[Matt Lawrene(2011):Philosophy on Tap]を暇なときに訳しています。私の専門外の本なので、誤訳がたくさんあると思います。お気づきの方はご教示ください。(mail:skadoとgaia.eonet.ne.jpをアットマークでつないでください)

  1. 第13章 ブッダの消えた自己
  2. 第1章 瞬間移動装置のトラブル
  3. 第2章 ゼノンの手から口へのパラドックス
  4. 第3章 1パイントのビールが森の中でこぼれたら...
  5. 第4章 酔うとどんな女も美人に見えるというビール・ゴーグル効果
  6. 第5章 パスカルの賭け
  7. 第6章 体験マシン
  8. 第7章 ルクレティウスの槍
  9. 第8章 全能性のジレンマ
  10. 第9章 メアリーがラガーについて知らなかったこと
  11. 第10章 マルコムXと白人専用バー
  12. 第11章 味を解く
  13. 第12章 予知のパラドックス
  14. 第14章 盲人とブラック・アンド・タン
  15. 第29章 時間の難問
  16. 第30章 時間旅行の逆説
  17. 第31章 ヒトラーのヘーフェ・ヴァイツェン
  18. 第32章 禅の公案
  19. 第38章 チューリングのテイスティング・マシン

 


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